こんにちは
どりーむです
新型コロナウイルスが流行して1年以上が過ぎました
新しいことに挑戦することが好きな私は、ステイホーム期間中に新たに挑戦してみたいことがまた増えました
そのうちの1つが茶道です
昔から抹茶アイスや抹茶ラテなど抹茶味のものは大好きだったのですが、
茶道は作法が面倒で厳しそう~抹茶も苦そうだし…
こんなイメージを抱いていた私は、茶道に触れる機会がありませんでした
ただ体調の乱れをきっかけに、心を調えることに興味を持ち、茶道を体験してみました
そこで抹茶を飲んで、あまりの美味しさに衝撃を受けました
この記事では抹茶の美容・健康効果や茶道体験の様子と、なぜ茶道体験をしてみようと思ったのかなどを詳しくご紹介していきたいと思います!
抹茶の効果 【新型コロナウイルスにも有効⁉】
まずは、抹茶にはたくさんの効果があることをお伝えするため、最初にご紹介させていただきます
最近では、抹茶が新型コロナウイルスの感染対策としての効果があると注目されているそうです
元々インフルエンザなど他のウイルスに対して緑茶の成分が有効と言われていましたが、抹茶や、茶葉をすり潰すことによって茶葉全体を飲む場合は、含まれているエピガロカテキンガレートが全て消化管内に入るため、この成分が新型コロナウイルスにも有効だそうです
参照:https://spi-life.net/ryokuchamaccha/
元々抹茶の成分であるカテキンには、抗酸化作用の働きによって、さまざまな効能があることはすでに実証されていました
これだけ多くの効果があると言われています
美味しいだけではなく、こんなに効果があるなんて抹茶最高すぎる!
茶道に興味を持ったきっかけ
続いては、私がなぜ茶道に興味を持ったかと言うと、おもにこの2つが理由です
✔自分の体調やメンタルへのアプローチのため
✔映画に影響を受けたから
体調やメンタルへのアプローチとは、上記にも書きましたが、新型コロナウイルスにも有効だとの見解もあるので、体調管理としての一環として今の時期にピッタリだと思いました
また、ここ最近自律神経の乱れや環境の変化で胃腸の調子が悪く、体調を崩しやすかったりして自分の癒しを見つけたいと思い、茶道やヨガなど呼吸や心を落ち着かせられることに興味を持ち始めました
ちなみに、ヨガは自宅で動画を観ながら実践中です
茶道・ヨガどちらも座禅や瞑想を中心に、「いまこの瞬間」に集中して自分を見つめ直すことによって、心が調えられる効果があると言われています
茶道の始まり
茶禅一味という言葉通り、日本のお茶の始まりは鎌倉時代に禅宗の一派である栄西が中国から伝え、室町時代に村田珠光が茶の湯に禅などの精神性を取り入れ起源となる「わび茶」が創られ、これを受け継いだ武野紹鴎とその弟子の千利休らによって現在の茶道を指す「茶の湯」が安土桃山時代に完成されました
参照:https://nihonsi-jiten.com/sado-history/
もっとも戦乱が多い戦国時代を中心に、武士にとって死への恐怖を忘れさせてくれる時間だからこそ、茶道が広まったとされています
情報や人の気に流されやすい自分には、茶道は非常に良いセラピーなのかなと思った!
また、茶道に興味を持ったもう1つのきっかけは映画『日日是好日』の影響で、一気にお茶の世界に惹かれたことです
お茶の魅力に惹かれた女性が体験する季節の素晴らしさと生きる喜びを描いた人間ドラマ
この系統の邦画は大好きです(笑)
映画が面白かったので、本も買ってしまいました
本の中に出てくる言葉1つ1つが自分自身にすごく響き、さらに茶道の世界に惹かれました
-『すべてのことに理由があり、何一つ無駄はない』
これらのきっかけから、まずは茶道に実際に挑戦してみようと思い、今年の4月に浅草の柿沼さんで人生初の茶道体験をしてきました!
にじり口から入る茶道の世界
茶道は全くの未経験だったので、
先生が厳しかったらどうしよう…
難しくないかな…
と最初は不安だったのですが、心配無用でした!
気軽に私服で茶道を体験でき、一つ一つの所作についても分かりやすく説明して頂いたので、次々に興味が湧きました
私が茶道体験に行ったところは、コロナウイルスが流行する前は、多くの外国人観光客の方が体験されていたそうです
今現在も感染対策を行いながら、体験を受け付けています
【東京 浅草】気軽に茶道体験!~おいしいお抹茶とお菓子をどうぞ~のプラン詳細
体験日当日、浅草駅から約10分歩き
予約していた11時に茶道体験の場所に着くと、受付の男の人と着物を着た優しそうな女性の方が出迎えてくださり、早速にじり口の方に案内されました
その日は雨だったので、傘をさしながら裏手に周り、にじり口に来ました
にじり口は、草庵茶室に設けた客の出入り口です
にじり口が低い理由は、主従関係が強かった戦国時代の武士たちが茶室の中では全ての人が平等になるように、刀を外して中に入れるよう千利休が取り入れたそうです
初の茶道体験で、しょっぱなから茶道の世界観にワクワクしました!
茶室に入る前に外にある蹲と呼ばれる石をくりぬいた手水鉢の水で手を清め、にじり口から茶室に入っていきます
茶室に入ると、4畳半の部屋に掛け軸や囲炉裏が置かれ、慎ましい空気感に時代がタイムスリップしたような感覚になりました
先生はお茶の準備をする為、私は一人慣れない正座をしながら茶室にある茶花や掛け軸、囲炉裏などを眺めながらワクワクと緊張で待っていました
ゲストは季節を体感しながら亭主のおもてなしに感謝し同時に命や時の流れを感じることで、お茶をもっと楽しむことができるそうです
日日是好日でも『神は細部に宿る』と出てきましたが、単純にお茶を楽しむだけではなく、亭主の細かいおもてなしに気づいてその瞬間を味わうことが茶道の楽しい部分なのだなと改めて実感しました
そんな贅沢な時間の中、掛け軸を眺めていると…
先生が抹茶の道具を持って茶室に入ってきました
今日はお足元が悪い中お越しいただきありがとうございます
今日は雨であいにくの天気ですが、
こちらこそ、全くの未経験ですがよろしくお願い致します!
雨の日は雨の良さを体感することができますよ
『日日是好日』の作品でも触れてましたけど、茶道ではその日によってお茶の楽しみ方が変わります
単純にお茶を楽しむと同時に、見る・聞く・触る・香り・味わうという五感を刺激して、自分の内側と向き合うことでもあります
なので今日は、五感を研ぎ澄まして、貴重な雨の音を聞きながら今日のお茶を楽しんでいってください
はい‼
五感を刺激して自分自身と向き合う…
なんだかその世界観が素敵で、雨だと憂鬱な気分になりやすい私でも、雨の音を聞きながらお茶を点てることがすごく贅沢に感じました
茶道体験の流れ
雨の音を聞きながら、最初は先生が一連の流れを見せてくれました
先生がお点前の説明をしながら、最初に茶菓子が出していただきました
私はてっきり茶菓子と抹茶を一緒に頂くと思っていたので、いちばん最初に茶菓子が出され、単体で食べることに驚きました
甘くて美味しい~~
小さい頃は小豆が苦手で和菓子の良さが分からなかったのですが、今は逆にクリームなどの動物性の材料がたくさん入った洋菓子の方が苦手になってきました
茶菓子をその場で食べきれない時は懐紙(かいし)に包み、持ち帰るのが無難だそうです
茶菓子が下がらないとお茶を出すことができないので、人目にあまりつかないよう配慮するのが礼儀だそうです
茶菓子を頂いた後は、先生が点てた抹茶が運ばれてきました
肝心の先生が点てた抹茶の写真を撮り忘れました(;’∀’)
なので、浅草の柿沼さんのInstagramの写真を載せさせていただきます
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正しい抹茶の飲み方も教えてもらいながら、先生の抹茶を頂きました
抹茶の飲み方
- 右手でお茶碗を取り上げ、揃えた左手の平の上に置く
- そして右手で時計回りに2回ほどお茶碗を回す
- まず一口飲み、その後はゆっくりと最後まで飲み干す
- 飲み終わった合図として最後の一口は「ずっ」と音を立てる
- 飲み終わったら親指で飲み口を軽く拭く
- 飲む前と逆の方向(反時計回り)に右手でお茶碗を回し、最初に出されたお茶碗の正面にあたる絵柄が、自分とは反対に向くように戻す
飲む前は、絶対苦いんだろうなと思っていたのですが…
え…!?濃厚な甘みで美味しい!!
最初の一口を飲んだ時は衝撃でした
今までカフェで飲んでいた抹茶ラテと比べ物にならないほど、上品な甘さと濃厚なうま味で感動しました
品質が良い抹茶ほど甘みとうま味の成分が強く美味しいんですよ
茶菓子のしつこくない甘みが口に残ったまま、濃厚な抹茶を飲むことによって、うま味が深く体と心が満足していきました
飲み終わる際に飲み終わりの合図としてズッと音を立てることに、最初は抵抗があったのですが、案外すぐに慣れました
次は、いよいよ自分がお点前を体験するのですが、何しろ手順が多く、注意深く見ていたつもりですが自分がやるとなるとこんがらがってしまいました
畳の上での歩き方や動き方(躙る)から茶道具の持ち方など、お茶を点てる前に細かい作法があるので、正直1つ1つをこなしていくのに必死でした
動作が多くて難しいですね(^_^;)
頭では、次にこれをしなければいけないと思っているのに、考えすぎると体が固まってしまいます
最初は一つ一つの動きに疑問をもちますし、動作を覚えるだけでも大変ですよね
でも茶道はこの動きをただひたすら繰り返すんです
私もたまに分からなくなったり間違えたりする時があります
え!?先生も間違えたりすることがあるんですね‼
そうですよ(^^;
作法は決まっていても、その日その日で違うんですよ
-『簡単に見えるものほど難しいの』
日日是好日でも出てきましたが、実践して強く実感しました
初めて自分で点てたお茶
1つの動作をやると次を忘れ、次の動作を考えすぎると今やっている動きができなくなるなど、混乱しながらも
先生に丁寧に教えてもらい、なんとかお茶を点てることができました
特別に茶菓子をもう1品頂いた後、自分が点てた抹茶を頂きました
すでに見た目から先生と違う‼
味もまっったく違った(;^ω^)
先生の抹茶は、泡がたっていてクリーミーで濃厚な味わいに対して、私が点てた抹茶は泡も少なく、抹茶感強めの青汁を飲んだような感じでした
意外と茶筅で抹茶とお湯を撹拌するのに力が必要で、上手く泡を点てることができませんでした
今回私が行ったところは裏千家だったので、泡がたってクリーミーな抹茶の仕上がりになるはずなのですが、なかなか難しかったです(^_^;)
裏千家では力強くシャカシャカと茶筅を動かし、カプチーノのようなクリーミーな泡が立つのが理想です。
一方の表千家では手首を柔らかく使って優しく茶筅を動かし、あまり泡立たないように点てるのが理想とされています。
はじめてにしては、すごく上出来ですよ(*^^*)
と優しい一言をかけてくれましたが、私はあまりにも違う味に、どうしても先生のお茶がもう一度飲みたくて
「もう一服ご自分で点ててみますか?」と聞かれたのですが、先生にもう一度お茶を点ててほしいとお願いをして、先生がお点前をしてくれました
先生が点てた抹茶は何杯でもいけますね‼
先生の抹茶を頂いた後は、茶道具を元に戻す工程に入りました
茶道具の置き方も方角が決まっているそうで、全てバランスよく置くことが重要だそうです
最初から最後まですべてに意味があって無駄がないなと改めて実感しました
初めての茶道を体験してみて
今回茶道を始めて体験してみて、抹茶の美味しさに感動しました
その時に飲んだ抹茶が忘れられず、つい抹茶の道具セットと抹茶をネットで買ってしまいました(*^-^*)
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実際に初めて家で点ててみました!
また、今回実際に茶道を体験してみて、作法が多く意味を考えずただひたすら教えられたことをこなしていくので、自然と「いまを生きる」ことに集中することができました
「これをやって意味があるのかな?」と日々いちいち悩んでしまい、悩み癖がついてしまっている私は、継続できないことが昔からの課題です
気が散漫になりがちで自分自身を見失って落ち込むケースが多いので、集中して淡々と作法をこなしていく茶道は、自分の弱い所を見つめ直す良いきっかけとなるのかなと思いました
-『人生は長い目で今この時を生きること』 by『日日是好日』
そう気づかせてくれる茶道は私の生活の一部に取り入れられれば良いな~と今回改めて実感しました!
是非皆さんも機会があったら茶道を体験してみてはいかがでしょうか?
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