【手話日記①】手話を習い始めました

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手話をしている女性 日記

こんにちは

どりーむです

ふと、2021年もあと3か月だということに気が付き、時間の経つ速さにびっくりしております

コロナで環境が変わりなかなか外に出られない日々が続き、自分が本当にやりたいことが一体なんなのか?を探す時間が、多くありました

考える人

ここ1,2年は、動き出したいとは思いつつ、考えてばかりの日々でしたが、、、

興味のあった事の一つに昔から手話を習ってみたいと思っていました

その時に、たまたま公共機関で今年の5月からずっとコロナで中止していた手話の教室が、開催される事をきっかけに手話を習い始める事にしました

どりーむ
どりーむ

この記事では、手話を習い始めようと思ったきっかけや、実際の手話講座の様子を紹介していくよ!

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手話を習い始めたきっかけ

正直手話を習おうと思ったきっかけは漠然としていて、小学4年生の時に、たまたま学校の図書館で手話の本を見つけたことが手話に触れた最初の瞬間だったと思います

その時期は、ある事がきっかけでクラスメイトと馴染めず、1人で行動することが増えました

学校にいる時間がきつく、現実から逃れたいと思うことが多くありました

そんな時、休み時間になるとよく学校の図書館に一人で行く事が多く、本棚に置いてある分厚い本をただ眺めるのが楽しかったです

どりーむ
どりーむ

勉強は苦手で読書もあまりしなかったけど、分厚い本を眺めると頭が良さそうに見えるから、よくそれで時間を潰してたな∼

その時に、たまたま手話の本を見つけました

特に大きな理由は無かったのですが、指文字を覚えたいと思い、何度か本をレンタルをして、時間がある時に指文字を覚えたりしていました

とにかく現実を忘れて何かに没頭して自分が知らない世界を見たいという好奇心から手話に触れ始めました

また、母から自分が生まれた時の話を聞き、私自身早産で産まれ、もしかしたら耳の障害が出る可能性があったことを知り、その話が頭の片隅に残っていたことも手話に関心を持ったきっかけになったかもしれません

それから、本屋で手話の本を買い、簡単な手話のフレーズを学んだり、YouTubeで手話を発信している方の動画を見て最初は学んだりしていました

ただ、独学ではモチベーションを維持することが難しく、なかなか上手くいきませんでした

現在、オンライン英会話で外国の方と会話する機会がありますが、異なる言語を通じて人と会話することがすごく楽しく、手話もアウトプットしながら学んでみたいと思うようになり、地元で開催される手話講座に応募しました

なので、簡単に手話を習い始めた動機をまとめると

小学生の時にたまたま手話の本を見つけて手話の世界に引き込まれた
母から自分の生い立ちについて聞き、手話に親近感が沸いたことで興味を持った
英語のように、新しい言語を通じて色んな人とつながりたいと思うようになった

どりーむ
どりーむ

これらの理由が手話を習い始めたきっかけなのかなと思います!

手話講座に応募するも一度は抽選から外れたが、、、

手話を本格的に学ぼうとネットで手話講座を調べていくと、コロナで中止であったり、場所が遠かったりするなど、自分の都合と合うような講座がなかなか見つかりませんでした

ただ、今年の5月にずっと中止されていた地元の手話講座が再び開催される事を知り、是非やってみたいと思う気持ちになり、早速ハガキを送って応募してみることにしました

しかし、応募者がたくさんいたことから抽選から外れてしまいました

落胆している人のイラスト(棒人間)

ただ、数週間後–

キャンセルの方が出てクラスに空きができたので、もしよろしかったら講座に参加しませんか?

と担当の方から連絡がありました

電話で詳しく授業の内容を聞き、1年間講座を受けなければいけないことを知り、また突然の連絡だったので、一瞬受けることに躊躇したのですが、

もしご興味ありましたら是非参加してみてください‼

担当の方からそう声をかけられ

どりーむ
どりーむ

せっかくのチャンスを無駄にしたくないし、トライしてみよう!

と思い、すぐに担当の方に折り返し連絡をして、手話講座を受けることにしました

手話講座 初日の様子 

手話講座は急遽決まったことだったので、初回の講座の日の午前中は、仕事を入れていました

手話講座の受講時間は午後からですが、初日は仕事が終わってから直行したので、講座開始から40分程度遅れて現地に到着しました

到着してすぐに、担当の方から

教室に入ったら声は出さずに、手話オンリーで会話するようにしてください‼

と言われました

タブー・禁句のマーク

どりーむ
どりーむ

えっ、手話オンリー⁉
手話未経験なんだけど大丈夫かな…

手話だけで会話なんて、やった事ないのにできるだろうかと不安な気持ちのまま教室に入ると、お互いの自己紹介をしている最中で、ホワイトボードにそれぞれクラスの方の名前を書き、その名前の手話表現を先生が教えるような形でした

私も席に着くとすぐに、自分の名前をホワイトボードに書くよう促されたのですが、最初は先生の手話を理解できず、声も出せない状況なのでかなりテンパってしまい、右往左往してしまいました

周りにいたスタッフの方がサポートしてくださり、ようやく意味を理解することができました

とにかく初日は、授業についていくのに必死で、あっという間に時間が過ぎていきました

ただ、を出せない空間で、手話だけで相手と通じ合うことができた時は感動しました

どりーむ
どりーむ

なんて不思議で楽しい時間なんだろう!手話をもっと学んでいきたい!

そんな気持ちがさらに大きくなりました

旅行でハワイに行ったことがあるのですが、初めて英語で現地の人と会話をした時も、日本語以外で通じ合えることに感動し、英語を学ぶきっかけとなりました

その時の感動と同じような感覚を今回も手話で味わうことができ、再び新しい扉を開いていくようなワクワクを体感したそんな初日の講座でした

日本手話と日本語対応手話

ちなみに手話には日本手話日本語対応手話の2種類あります

どちらも根本的に違う言語であり、日本手話は日本語と文法が異なるため、聴者にとって、日本手話は外国語になるのです

どりーむ
どりーむ

正直手話を勉強する前は、手話は1つしかないと思ってた…

日本手話:手や指の動きだけではなく、うなずきや視線・眉の上げ下げなど顔の表情も文法的な働きをする【ろう者独自の言語】
日本語対応手話:音声言語である日本語に手話単語を一語一語あてはめられた手話【いわば日本語の翻訳】

参考文献:手話学入門

ろう者や難聴の方でも、それぞれ生まれ育った環境や手話を獲得・習得した年齢などで、使う手話が違ったり、筆談や口話の読み取りなどをコミュニケーション手段としている方も多くいるそうです

どりーむ
どりーむ

ちなみに私が通っている講座では日本手話を学びます!

アメリカではこれらの手話の知識が多くの方に認知されているようですが、日本ではまだこの2つの区別があいまいだそうです

私も講座で言語学を研究する講師の方から日本手話と日本語対応手話の違いについて説明を受けたり、これまでのろう者の方の歴史について簡単に紹介されましたが、奥が深く、まだまだ自分の知らない知識が多くあります

ただ、手話を学習する上で、ろう者の母語である日本手話が日本語とは異なる自然言語であり、日本語対応手話とは本質的に異なっているということを認知し、理解を深めることが大切だと強く感じました

笑いだけが響き渡る教室

笑いあっている写真

私が通っている手話講座は週1回2時間ろう者の先生から日本手話を学びます

クラスの人数は12人程で、年齢層は幅広くほとんどの方が初心者です

1ヵ月ほど経つと、クラスの方の顔と名前が一致し、簡単な単語を使ったシンプルな会話も、ゆっくりならある程度できるようになっていきました

しかし、手の位置や動きが少しでも異なると、全く違った意味あいになってしまい、自分の伝えたかった内容と違うことを相手に伝えてしまったりすることがよくあります

毎回、誰かしら手話の単語や意味を間違って伝えてしまい、そのハプニングが面白く、クラスにはいつも笑いが起きます

例えば、数字に関連した手話表現を学んだ時、

先生が

自分の家から駐車場まで何分かかりますか?(手話)

と質問したのに対して、本来1分と表現したかったつもりが、分と年の手話表現を間違えてしまい

1年かかります(手話)

と周りが目を見張るような答えをしてしまったり、

車のバンを手話で表したかったはずが、

バン イラスト

手の動きを間違えてしまいハゲという単語を表してしまい、

ハゲ

先生が慌てて訂正するというハプニングが起きたりと、毎回誰かしら手話を間違えて、おかしな会話になり、ミスをしても笑える環境なので、普段恥ずかしいことでも、手話で会話することでオープンになることができます

また、音が無い空間に笑いだけが響きわたるので、不思議な空間となり、さらに手話の魅力に引き込まれていきます

笑い合う

 

どりーむ
どりーむ

毎回、面白いエピソードがあるのでその都度記事で紹介していきます!

まとめ

今回は手話を習い始めたきっかけや手話講座での実際の様子など体感したことをご紹介しました!

現在、手話講座は前期クラスが終了し、10月から後期のクラスが始まりました

始める前は未経験で不安な気持ちがありましたが、漠然と自分がやりたいと思っていたことを実現でき、週1回2時間だけですが、日常とは違う体験をしながら手話を使って人と会話することができ、大きな喜びを感じています

今回の講座はずっと調べていた地元の手話講座がたまたま募集しているのを見つけて、講座を受けることができましたが、ネットで定期的にチェックしていないと講座の存在にも気が付かず、始めることができなかったかもしれません

地域で開催されているサークルは安価で参加できたりするので、興味がある分野は随時ネットや市役所などでチェックしておくと良いかもしれません!

私も漠然とした興味で手話の世界に入り、まだまだ初心者レベルですが、現在後期のクラスになり、楽しく学ぶことができているので、後期の授業の様子もまたご紹介できたらいいなと思います

また、違う記事ではスタバのサイニングストアに行ったことについてもご紹介したいと思います!

今後、手話をもっと上達させて、手話を通じて繋がっていけたら良いなと思います

最後まで読んでいただきありがとうございます

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